« 嫌なことは笑い飛ばそう! | メイン | こうさぎ、右向け右!(こうさぎ) »
闇の秘め事
見たことも聞いたこともないことが、目の前で繰り広げられていたら、そりゃ驚くともいうもの。もともと喜怒哀楽が激しいなまうさぎ二号ちゃんがあんなに怒ったのは、ある意味当然でしょう。一号ちゃんも耳全開でしたし。
天井の吊り下げ灯のナツメ球が切れていたのを思い出し、換えようとしたんですね。外すのは問題ない。入れるときに、おや?感触がなんか、あれ。斜めに入っていく。
しまった。ソケットに入れそこなった。
だめだ、ナツメ球をいったん外に出さなきゃ。
・・・コロン。
だめだ、あー!
斜めだったナツメ球が、完全に中に入ってしまいました。吊り下げ灯を分解しないと、取り出せなくなってしまったのです。
今は夜です。当然、電灯が必要。でも変な所にナツメ球が入ったまま点灯するのは怖い、ってことで、即座に分解作業開始、です。
天井から外し、降ろして、どのネジをばらせばいいだろうとあれこれひっくり返しているうちに、「だーん!!!」二号ちゃん、一発目の足ダンが響きました。
隣の部屋から差す明かりだけの中の、薄暗がりです。なにやら訳の分からないことをやってる。相手が人間でも、不審に思うような場面です。たまたま、二号ちゃんのケージの真ん前で作業していたので、「あんた何やってんの!」と思ったのでしょう。
ネジ発見、じゃあ外そうということで、ドライバーを使って一気に外していきます。ドライバーといっても、私が使ったのはラチェット式のもので、カカカカカカ!と音がします。
この、カカカカカカ!も、相当気に障ったらしく、「だーん!!!」「だーん!!!」「だーん!!!」と連発。なだめてやりたいけど、こっちも手一杯です。仕方ないので、家人を呼び、なだめてもらいました。
それでも、「だーん!!!」「だーん!!!」と足ダンは途切れず続き、よほど頭に来ているらしいのです。
明るくして安心させてやりたいけど、肝心の電灯は今、分解されていてどうにかなるものでもありません。こうなったら、高速で手を動かして、一気呵成に仕上げなければ。
カカカカカ、だーん!!!カカカカカ、だーん!!!を繰り返し、ネジを締め切り、脚立でよいしょ、天井に再び取り付けるまでマッハの世界です。
ぱちん!と明かりを点け、うさぎーずのご機嫌を確認すると、二人/二匹とも「なにしてんの、この暗がりで!?」と言いつつ、目が飛び出さんばかりのびっくり顔。あー、ごめんねぇごめんねぇ、不器用な私が悪いのよ、とうさぎーずに謝りました。
無事ナツメ球も点きました。恥ずかしながら、私は真っ暗な中では眠れないのです。うさぎーずも、目の前で繰り広げられた周章狼狽が終わってほっとしたでしょうが、私もまた、ほっとしたのです。
・・・翌日にもう一度、全て分解しましたが・・・(笑)・・・アース線を元に戻したか記憶になかったのです。幸い、無事でしたが。今度は明るい昼間の作業、うさぎーずにとっても二度目の出来事ということで、怒られずにすみました。
Posted by もこもこ on 2004-11-25 at 05:24 午後 in うさぎーずの話 | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a012876120316970c0120a70f644e970b
Listed below are links to weblogs that reference 闇の秘め事:
コメント
この記事へのコメントは終了しました。