« オーラソーマに挑戦(BlogPet) | メイン | 今日のうさぎーず2005/06/25 »
【懺悔】うさぎに薬を飲ますとき
うさぎ族全ての皆様へ、うさぎ族を愛する全ての皆様へ、懺悔します・・・。
私は、ひどいことをしました。
お世話係として、やってはならないことをしました。
懺悔します・・・。
一号ちゃん。今までの経過をお読みになっている方にはお馴染みかと思いますが、ここ十日ばかり、一号ちゃんは闘病生活を送っていました。
食べなくなったことから始まり、精密検査、消化促進剤の服用による治療・・・全てが順調だと思っていました。もう、なんでも食べてくれるし、目ヂカラも戻っているし、走り回ってはしゃぐ程の健康を取り戻していました。
こうして元気になっている一号ちゃんですが、薬だけまだ続けていました。そして、6/24(金)、夜の服用で、薬はお終いになることになっていたのです。
最後の薬と言うことで、私の気が緩んだことは否めません。そして、その気の緩みから、大変なことをしてしまいました。
一号ちゃんを保定、いつものように、薬の入った注射器を口の中に入れ、いつものように、口の中に注入したつもりでした。しかし、気持ちの浮かれた私と、相変わらずの保定であきらめ顔の一号ちゃんの歯車は、噛み合わなかったのです。
飲み込むタイミングが、ずれました。
「ケフッ」
・・・う?
「ケフッコフッ、カッカッ」
咳き込んでる・・・むせてる。
途端に私の歯の根は合わなくなりました。
人間でも、誤嚥性肺炎という病気があります。人間より遙かにか弱いうさぎが、もし、そうなってしまったら・・・。
ちょっとだけ、喉に引っ掛かっただけであることを、心の底から願いました。でも、一号ちゃん、ぜーぜーはーはーと早い息、鼻もおっ開いてしまい、なんとも苦しそうな表情で、いつもならその場所では横にならない場所で、伸びてしまいました。
午後八時を回っています。緊急で見てもらえる獣医さんはあるだろうか?状態が悪くなったら、夜中でもなんとかしなきゃ。ああ、ごめん、一号ちゃん、今までも散々苦しめて、また、こんなことに・・・謝っても謝りきれない・・・。
なでさすっていいものか、分からなくて、ただ、一号ちゃんの思うままに任せました。何度か起き上がり、横になる場所を変えながら、まだ、早い息は治まりません。
私はがたがたと震えるような思いをしながら、ただ、一号ちゃんを見守ることしかできませんでした。
それでも。
四十分くらい経ったでしょうか。ぜーぜーはーはーは徐々に治まり、一号ちゃんの顔付きも、普通に戻ってきました。そして、いつもそこに座る場所に、いつものように座り、毛繕いを始めたのです。
鼻も閉まりました。ちょっと怖い顔はしていますが、ありがたいことに復活です。
その後、いつものようにブラッシングしてもらい、時間になったので、ケージに戻った一号ちゃん。いつもはいたずらをしない、自分の大切な藁座布団を、食いちぎって破壊しようとしています。そして、夕方に食器に入れておいた春菊を、もりもりと食べてしまいました。
一号ちゃんの元気は戻りました。
けれども、私のやった行為は許されざるものです。
この話、あえて書かないで終わらせようとも思いました。
しかし、このエピソードを読んでいただくことで、うさぎに、注射器で液体薬を投与するときに、注意を喚起して欲しい、という気持ちで、こうして記録に残すことにしました。
うさぎと人間、心が一つになってこそ、よりよい看護が出来ると言うこと。
私のこの行為を反面教師に、お読みいただいた方は、愛するうさぎをもっと愛してあげて欲しいと、そう、願います。
最後に・・・一号ちゃん、本当に、ごめんね・・・明日からまた、一緒に暮らすことを、許してくれますか?
Posted by もこもこ on 2005-06-25 at 04:20 午前 in うさぎーずの話 | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a012876120316970c0120a70f65c8970b
Listed below are links to weblogs that reference 【懺悔】うさぎに薬を飲ますとき:
コメント
この記事へのコメントは終了しました。