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livedoor Blog利用規約問題、沈静化へ

livedoor利用規約改悪に反対します

今般の、livedoor Blog利用規約第8条改正問題は、条項に「利用者が著作したウェブログとそれに付随するコメント及びトラックバックは当該ウェブログを著作した利用者に著作権が発生するものとします。」という一文が盛り込まれたことにより、沈静化に向かいましたね。

利用規約全文は、こうです。

第8条 (ウェブログの公開について)

利用者が著作したウェブログとそれに付随するコメント及びトラックバックは当該ウェブログを著作した利用者に著作権が発生するものとします。但し、宣伝、利用促進、出版等を目的としウェブログサービスの著作物を使用する場合、利用者は弊社に対し、当該著作物を著作権法の規定に基づき無償利用することを期間無制限で非独占的に許諾し、かつ弊社及び弊社の指定する者に対し著作者人格権を行使しないものとします。

前回の記事でも指摘したように、「著作者人格権」については拡大解釈により侵害可能になってはいますが、著作権は著作権者に帰するとした点では、合格点かな、と。本当はこんなこと、当たり前で今更合格とか言ってる場合じゃないんですけどもね。

で、私はlivedoor Blogの利用者でなく、TypePad Japan利用者ですので、livedoor Blogに何らかの著作権侵害されるとすれば、自作のこうさぎ背景、またはトラックバック記事内容を無断で転載される可能性ですね。

このへんについては、もしも出版を目論んでいるようなら、あの堀江社長なら、勝算のあるものしか出版しないでしょうし。ですから、必然的に世間の話題になる。私の耳にも入る。私、見る。発見。となったら。

裁判起こしますよ、と。

そのくらいの気概持ってますよ、と。

あんなぼろぼろの穴だらけの条項で勝てる訳ないでしょ、と。

それとも、金の亡者(閑話休題参照)の堀江社長なら、裁判長を買収しますか(冷笑)?

とりあえず、周りが沈静化に向かっているので、私もいったん矛を収めます。しかし納得したという訳ではありません。もしも、またlivedoorが、人を人とも思わない態度に出るようならば、それなりの対応をさせていただきますよ、と。そして、今、取れる対処として、私はここのブログの著作権を宣言するということで、右下にコピーライトを入れました。

この話題に関しては、いったん打ち切りとします。

なお、この記事は一部のliveboor Blogにトラックバックしていますが、著作権は私に帰属し、当てはめられる利用規約は、livedoor BlogでなくTypaPad Japanの利用規約が優先します。

以下閑話休題(でも結構重要)

何故かこのタイミングで、本日付の朝日新聞別刷り「Be」に、堀江社長のインタビューが載っていました。まとめると、

・夢は飽きっぽいので持たない
・「カネで買えない価値がある」というのは、自分が努力しない、才能が足りないことを認めたくない逃げだ
・波瀾万丈は、能力が低いだけ
・カネで買えないものなどあるわけない

最後の一行、赤文字の部分は、インタビュー記事のタイトルです。強烈ですね。そして、「まとめ」とは言いますが私の主観で、記事を読んで目に付いたことをピックアップしてますので、これが全て正しいとは思わないでください。

カネで買えないものはない。実にご立派ですね、その言葉。そして、今般のユーザー軽視の泥縄試合。あなたは一体何者ですか?カネになるなら、なんでもやるカネの亡者ですか?

全く、呆れたものです。確かに努力はいろいろしているんでしょうが、最後は、カネですか。

夢もない。情熱はあれど、それはカネのため。そして、飽きっぽい。

これが、社長像か、と。

プロジェクトXに出てくるような、情熱と努力と夢で道を切り開いた者達と対極にある者。

堀江貴文。

世の中に正しいものの基準はないので、堀江貴文のやり方を否とする訳でない。けれど、是とも思わない。

ひとつ言えるのは、その強欲さには、反感を憶える人は必ずいるよ、ということ。

お客様あってのサービス業です。反感持たれてどうしますか、社長。

そして、カネで買えないものなどないなら、私を買ってみなさい。買えたら、天国を見せてあげますよ、社長。

買えますか?

Posted by もこもこ on 2004-11-20 at 07:15 午後 in livedoor Blogの話 | Permalink

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コメント

こんばんは。

私も朝日新聞「Be」を読んで仰天しました。
タイムリーすぎですよね。

でも、もし規約改変がなくても、
あの内容は、ちょっと退きます。

「Be」には、毎週「フジマキに聞け!」という、
福助社長の藤巻さんのコラムがあります。
彼も若い頃には、おナマ言っちゃったり、
出すぎた杭になっちゃって打たれすぎたりしたそうですが、
今、彼が読者の質問に答えている内容は、
読んでいてとてもいいなぁと思えます。
人柄が熱いし、人望も篤いのだろうなぁ・・・と。

今回の堀江さんの一件は、
「若い頃のおナマ」として教訓になって、
後々語り継がれる話にになるのでしょうか。
それは、堀江さんがこれからどんな人間になるかに、
かかってくるのだと思います。
語られるべき人間として、残れるか、否か。

@niftyは十五日、規約に、
「著作権は、原則ユーザーに帰属し」という一文を入れ、
著作権の所在を明確にしていました。
これが、当然だと思うのですが。

投稿情報: ばんぶぅ | 2004/11/21 18:57:05

私も若い頃はずいぶん生意気でしたが、堀江社長の言葉の端々に感じる「人を見下した」ような卑怯なことはしていないつもりです。

人と、人とは、対等である。私はそう考えていたので、年功序列の職場では辛いこともありましたが。

しかし、どうも堀江社長の動きは、カネをいかに儲けるかについて、少しでも金蔓になりそうなものには、無節操に手を出しているかのように感じられます。つまり、ポリシーがないんですね。

そういうのは、本当の意味での経営とは違うと思いますね。

私は、身体を壊してリタイアした身なのですが、リタイアして初めて、見えてきたものがたくさんあります。

堀江貴文も一度地獄のどん底に落ちる必要があると思います。そこで、気付きを得なければならない。今のままだと、ただただ、ワカゾーの気配りナッシング突っ走りにしか見えないし、その姿勢のままで、本当の意味での他人への思いを学ぶことは出来ないと思っています。

投稿情報: もこもこ | 2004/11/21 23:00:21

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