デラックスなリラックス

うさぎは、うさぎ自身が信頼する人間からのなでなでは、大好きです。

我が家のうさぎーず二号ちゃんの場合、私が寝転んで左腕を広げると、遠くにいても、わっせわっせと走ってきて、左腕の中に入ってきます。そして、いつまでもいつまでもなでられ続けます。あまりなでるので、はげるのではないかと心配になるほどです。

なでられると、全身の力が抜けて、ぺったんこになってしまいます。そこまで、なでられることが大好きなのです。

同じなでられ好きでも、一号ちゃんは、人間ともう少し距離を置きます。人間がなでたい時は、素直に身を差し出しますが、ぺったんこになる程力は抜きません。せいぜいこれくらい。

二号ちゃんは力が抜けきって、頭が前へとすべって、首の贅肉と一体化していますが、一号ちゃんは、最後は踏ん張ってしまいます。これでもリラックスしてるほうなんです。

それでも、自ら「かまえ！」と言ってくることはあって、手を出すと、手の下に顔を突っ込み、鼻面でぐいと押し上げて、「頭をなでろ！」と言います。頭じゃないとだめなんです。ほっぺたをなでると、「指導」が入ります(笑)もう一度鼻面を突き上げ、「頭だ、頭！」と主張します。

このへんの甘えっぷりの違いは、本人/本うさの性格に基づくんでしょうね。面白いものです。

二号ちゃんはというと、一度なでられはじめると、頭だろうとほっぺだろうと、首から上なら、どこでもかしこでもなでられ続け、垂れ耳も上に上がったままになってしまっても、まだ気持ちいい～と、もう、極楽浄土の表情をしています。

この顔が見られるなら、お世話係をしていて本当によかったと思える瞬間です。そして、お世話係として、うさぎーずを何事からをも守る力を、自らに与えて欲しいと、祈ります。その祈りがどこの神様に届くかは、よく分かりません・・・でも、自然な感情で、祈りになるのです。