うさぎ、御機嫌如何？

人間が日によって機嫌が違うように、うさぎだって日によって機嫌が全然違います。

ここ数日、一号ちゃんはぬぼーっと過ごしていました。室内散歩の時間になっても、ケージから出てこず、薄目になって、眠たいモード。

ほっといて、20～30分するとやっと出てきて、とりあえず室内のトイレへ。出すものを出したら、あとは二号ちゃんとひたすらにらめっこ・・・の日々が続きました。

にらめっこしつつ、お互いに目は閉じそうに眠たく、思い出したように時々相手の鼻をかじり・・・なんてやってたものですから、ブラッシングも出来ないんです。狭い空間に入っちゃってるので。

ところが、昨日の一号ちゃんは違いました。私が支度を始めると、目をきら～んと輝かせ、伸びをして、臨戦態勢(笑)

さぁどうなる、と扉を開けると、勢いよく出てきて、・・・トイレに行くのは日課なのね。トイレ出て、今日はにらめっこしないで、部屋をしばし探検しています。

部屋の中で、好きな場所に落ち着いたところで、ブラッシング部隊出動です。体中から毛布一枚ひっぺがす勢いでブラッシング、本人/本兎、相当気持ちよかったようです。

そういえば、と家人が言っていました。

今日は、朝、ご飯を入れ替える時、頭をぐいと伸ばして手の平の下に入ってくる、押し上げてくる、と。

なにが引き金になったのか皆目不明ですが、突然甘えっ子になったということです。なでてくれって言ってるんですね。

その一方で、二号ちゃんの甘えっぷりはいつも全開です(笑)。

人の足の周りをぐるぐる回り、寝転んで呼べば走ってきて「なでて」と言います。

ただ、甘えたいけどいじられるのは嫌、という矛盾した感情が時折あるようです。手でなでられるならいくらでもじっとしているけど、それがブラシに変わった途端、「もう、いやん」と身体をひねって脱出してしまいます。

とにかく巨体だけに、強引に言うことを聞かすことも出来ません(笑)※

※筋力に比べて骨が弱く、自らのパワーで骨折することもあるので、無理が出来ません。

うさぎにこんなに表情と感情があるなんて、一緒に暮らすまで思ってもみなかったですね。もう、一緒になってから四年経ちますが、甘えられると、その度に心の底から嬉しいって思います。

動物と心が通じたな、と思う瞬間です。共通する「言葉」を持たない動物と共に暮らす喜びは、そこにあるのだろうな・・・と思います。