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移りゆく季節

今週の土曜が立秋ではありますが、暑さはまだまだ続きそうな気配です。

それでも、夜、開け放した欄間の窓越しに、「ちりちりちり・・・」と秋の虫の声がするようになりました。その声の後ろで、時間を勘違いした蝉が一匹、じーじーと鳴いていますが(笑)。

虫の声が真っ先に聞こえる場所というと、実は電車のホームだったりします。夜も更けて、電車の本数が減り、深閑としたホームで次の電車を待ってる時など、線路の方から「ちりちりちり・・・」と虫の声がするのです。敷石の間に潜んでいるんでしょうね。

仕事に追いまくられていた頃、決して窓の外を見ることのない造作の職場で、私は四季を感じるのを忘れていました。その仕事で無理をしすぎて身体を壊し、今も働けるほどには体調が回復していません。自然、人生の歩みをゆっくりせざるを得ませんでした。

でも、そのおかげで、四季をしっかりと感じることが出来るようになりました。

幹線沿いの並木の中に何故か一本だけある、大きな桑の木には、初夏に黒い実がなります。子供の頃のように、木によじ登って、心ゆくまで桑の実を食べたい・・・大きな木ですので、枝が、背伸びすれば届くところにあります。でも、実を取って口に入れる勇気がない。恥ずかしさが先行してしまうのです。こんな時、大人になったかなしさを感じるのです。

銀杏の季節はまだまだ先ですね。あのクッサイのが、実は結構はまっちゃったりするのですよね、いーっ!って顔を背けたのに、また嗅いだりして(笑)。

私が夏を感じるのは、電車に乗るので切符を買ったら、お釣りの硬貨がキンと冷えていた時です。

私が冬を感じるのは、手を洗おうとまくった袖なのに、上に羽織ったはんてんの袖だけ、むくむく、もこっと元に戻ってしまう時です。

今年、最寄り駅には、つばめの巣が三個もありました。全部の巣で、ひなが巣立っていきました。

確実に、生まれる。確実に、生きる。確実に、死ぬ。そんな大きな理の中で、ゆっくりと自分を再発見しています。

明日も、確実に一日、生きる。そして、その次の日も・・・。

生きていることに意味を見出さなければ自分自身が崩れてしまいそうなときがあります。しかし真理は、ただ生きてさえいれば、それで良いのです。理屈など後でいくらでもどうにもなります。とりあえず、深呼吸でもして・・・今を大切に、生きていこう・・・と。

Posted by もこもこ on 2004-08-04 at 11:50 午後 in 日常の話 | Permalink

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