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未知との遭遇

自分の顔を鏡でまじまじと見たことがありますよね?生気のない顔にさらにため息を重ねてみたり、うきうきするお出掛けの前には、笑顔チェックを怠らなかったり。

人間様にとっては、鏡なんてまるでDNAに組み込まれたように当たり前の存在ですが、そうでない「やつ」もいたんですね。

なまうさぎ二号ちゃんが、鏡に魅入られ、いや、あれはおびえていたのか(笑)?なんとも可愛い仕草を見せてくれました。以前にも書いたように、本人/本兎は可愛いどころの騒ぎでなく、未知との遭遇に心臓がひっくり返る思いをしていたのでしょうけど(^^;

我が家にはピアノがあります。ピアノって、周りの光景を綺麗に映し出しますね。それに二号ちゃんが、はまってしまいました。

ピアノの足の僅かな面積、そこに映し出される自分の顔を見て、びっくり仰天。垂れ下がっている耳は全力で上に上がって、でも腰は引けて。

何度か、近寄ろうと試みますが、そうすると相手も近づいてくる。びくっ。後ろに下がる。

怖い!

でも、あんた誰!?

あんた誰!?

そんなことを繰り返し、二号ちゃんは最終的に納得してピアノの前を離れていきました。

おそらくは、生物臭がなかったのだと思います。だから、目の前にいる相手は、生きていない。生きていない「もの」に用事はない。囓る対象でもない。ということなのだと思います。

・・・自分の顔は自分では見えません。人間様は鏡に映し出される自分を、当然のごとく自分だと認識しますが、その認識の根拠ってなんでしょう?「有り得る、有り得ない」の狭間で、自分なりにいろいろ考えた二号ちゃんは、その答えを自分で出したのです。

きっと、私はこんなブサイクじゃないわ、とでも思っているんでしょう(笑)。

Posted by もこもこ on 2004-10-17 at 04:04 午後 in うさぎーずの話 | Permalink

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