またもや毛球症に・続き3

この記事の続きです。

入念にブラッシングしてもらったのに、まだ気持ち悪いと毛繕いする一号ちゃんです。そんなことするから毛球症になるんだよー。勘弁して(苦笑)。

今朝。一号ちゃん、ご機嫌で外に出てきました。昼を大きく回る時間まで、外でくつろぎ、舟こいで居眠りしているので、強制送還(笑)となりました。

もう、大丈夫です。

野生下のうさぎは、身体の具合が悪く、動けなくなると、獲物として食べられてしまう危険性があるため、少しでも動けるように、手足に血流が集まるんだそうです。家うさぎになった今も、身体にその仕組みが残っているので、手足に血流が集まった結果、胃腸に血が回らなくなり、胃腸の調子を崩す・・・そういうサイクルが起きてしまうんだそうです。

そこで、胃腸に血流を戻すことが重要になります。今回の獣医さんから教わった方法は、40℃の湯を含ませたタオルをビニール袋に入れ、簡易湯たんぽを作って、それで背中をマッサージするということでした。症状が軽いと、これだけでも治る子がいるそうです。

考えてみれば、うさぎの体温は38度。人間は36度ですから、人間の手でいくらなでても、うさぎにとっては暖かくはない訳です。もちろん、なでさすることで血流が回復すれば、それは暖かくなるのと同義ですが、触れられる手はやっぱり冷たい訳です。

「うさぎと暮らす式　マッサージ大事典」というムック本に、身体の各症状に合わせた手当てがまとめてあるのですが、こちらでも、暖かいタオル(蒸しタオル)をビニール袋に入れたもので、お腹を温めるのが良いと出ています。背中、お腹の違いはありますが、身体を温めるのは重要なことなのでしょう。

今日の夜の室内うさんぽタイムでは、出てきてのんびりと寝転がっている一号ちゃんに、自己流ですがマッサージをしてみました。両脇腹を私の手でくるみ、指先が少しお腹の下に入る格好で、指を波打たせるように、順番にそっと押していきました。牛の乳搾りをするときの指の動きみたいな感じです。

結構な時間やっていたのですが、特に嫌がることもありませんでした。身体を任せてきましたので、もしかしたら気持ちよかったかも知れません。一号ちゃんは、ひっくり返してのお腹マッサージが出来ないので(無理にひっくり返すとそれ自体がストレスです)、それでもお腹に届かないかと思ってやってみた自己流マッサージです。悪い影響は今の所ないようです。

すみません、この話、もう一回だけ続きます。一号ちゃんはもう元気ですので、ご安心下さい。