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甘えん坊のうさぎ
うちのなまうさぎ一号二号、どちらも非常な甘ったれなのですが、甘え方はそれぞれに個性があります。
一号は、自らすりよってくることはしませんが、頭をなではじめたら最後、解放してくれません(笑)。いい加減こちらの手が疲れて、小休止、とやると、いかにも我慢してたんですよと言いたげに、顔と耳をぶるんと振り、顔など洗い始めるところが、微笑ましいです。いやなら、逃げればいいのに、それをしないのですから(笑)。
二号は、自ら「かまえ!かまえ!」と全身で言いながら、よってきます。特に、人間が寝転がると、「なでてくれるサイン」と思ってますから、すぐさま横にはべります。そうなったときの人間の弱体化は、どうしようもないほどです(笑)気付けば、頭をなでているのですから。
しかも、「甘えモード」に入った二号ちゃんは、有り得ないだろーということまでさせてくれます。
顔を握りつぶさんばかりの勢いでわしわし、わしわしやってもそのまま気持ちよさそうにしています。
ふと、いたずら心を起こして、気持ちよく寝そべっているところへ、お腹の下に手のひらを突っ込んだことがあります。俄然、抵抗するかと思いきや、なんと、じーっとしたまま。手のひらには、まふまふのお腹の感触が、手の甲には、後ろ足のつま先が触れています。
「まさか」と思いましたね。野生では弱い存在で、それゆえの用心深さと敏感さは引き継いでいるはずのペットうさぎなのに、もう、警戒心も何もなく、身体の中で一番弱い、お腹の部分を触らせてくれている。
それだけの信頼関係が、四年、共に過ごすことで生まれたのです。別に、かまえたり、変に意識したりして過ごした四年間ではないのですが、普通でいることが築いた、というこの関係に、つい、対人間関係の難しさを思ってしまいます。
今日も、午前五時になったら、「お腹空いたー、お腹空いたー」とどたばた騒ぎ始めるでしょう。それを見越して、朝早くの食事のために別にとっておいたうさぎご飯を、いつものように起き出した人間様が、二号ちゃんの食器に入れることでしょう。そして、朝早く起こされて、ネムネムの人間様は、またしばし、眠るのです。信頼関係の使い方のうまさは、人間も見習わなければいけませんね(笑)。しかし、うさぎの腹時計の正確なことと言ったら・・・(苦笑)。
Posted by もこもこ on 2004-07-19 at 11:31 午後 in うさぎーずの話 | Permalink
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