うさぎ、考える人。いや、うさぎ。

うちのうさぎーずは面白いことをします。

かじり木コーンという、囓り木があります。これは、ケージに固定できるもので、我が家では、うさぎが頭を低くして襲いかかれる(笑)高さに設置しています。

もちろん囓り木としても活躍していますが、それ以上に活躍しているのが「足載せ」なのです。何か随想でもしようか、というとき、前足をちょこんとそこに載せ、変形お座りをするのです。

普通にお座りするのでは、どうも頭が回らない、ということなのでしょうか。真実はうさぎのみ知る、ですが、そのユーモラスなポーズは、我が家では「ポーズを取る」と命名されました。

こんな感じです。

これは二号ちゃんが自主的に始めたものですが、二号ちゃんより頻度は低いものの、いつの間にか一号ちゃんもするようになりました。

そんな一号ちゃんだったのですが、事情があり、ケージ内のレイアウトを変え、囓り木の設置場所を変えたら、「ポーズ」をやらなくなってしまいました。

うーん、これではちょっと可哀想だな、どうしよう、と、ずっとどうしたら良いか考えていました。

囓り木の左側にケージの珊が来る──この条件を満たさないと、一号ちゃんはポーズを取らないようなのです。そこで、再度ケージのレイアウトに手を入れ、囓り木の位置の条件を上記のように変えると、お見事。ポーズ復活です。

うさぎってとっても頑固なところがあるのですが、改めて実感しました。うさぎなりに自分で定義した通りに物事がなってないと、鼻先でフン、です。お世話させていただく身としては、反省しきりです。