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小桜ちゃんの闘いその4・ついに退院、そして
二つのヒーター(ひよこ電球、オレンジ色の物体)の間でぬくぬくの小桜ちゃんです。
・・・家人は、小松菜を、花束よろしく根本を水を含ませたティッシュでおおい、その上からアルミホイルでくるんだものを持参して、見舞いを続けました。その実に実用的な花束は、小桜ちゃんの遊び心を引き出すのに役立ったようです。軸をつつきまわして遊んでいたそうです。
また、同じく入院している鳥たちとも、よく鳴き交わしていたとお医者さんは仰っていました。そこまで元気が出てくれば、退院も間もなくです。
退院の条件として、他社製のペレットフードをきちんと食べることがあったんですが、小桜ちゃんはそれもクリアしました。そして、ついに、退院が決定しました!入院してから、ちょうど二週間です。
お迎えに行った家人は、箱ティッシュほどの大きさのキャリーの他、フェイスタオル、バスタオル各一枚、貼るホッカイロを数個持って行きました。なにしろ外は、30℃の環境にいた小桜ちゃんにとっては厳寒です。全ては、寒さ対策なのです。
まず、キャリーの下に、ホッカイロをぺたり。その外側をフェイスタオルで一重にくるみ、フェイスタオルにもホッカイロを。その外側を、今度はバスタオルでぐるぐる巻きにし、さらにトートバッグに入れました。小さな空気穴は開けてありますが、絶対に風が入らないように、小桜ちゃんは大切に大切に、小一時間の道程を連れて帰られてきました。
帰宅して、ちょっと異様な雰囲気に私は少し驚いていました。小桜ちゃんはよく鳴く鳥で、医者に行く道すがら、ヒヨドリなどの野鳥がさえずっていても、それに叫び返していたものです。それが、自宅についても、しー・・・んとしている。大丈夫なのか!?小桜ちゃんどうかしちゃったんじゃないか!?おろおろしている間に、家人がキャリーを「剥き」始めました。
バスタオルをくるくると巻き取り、フェイスタオルをくるんと剥き、小桜ちゃんは姿を現しました。ここで、鳴いていなかった訳が分かりました。あんまり厚巻きにされていたので、中が真っ暗だったんです。急に明るくなった周囲に、小桜ちゃんはきょときょとしていましたが、カゴに戻すと、いつもの通りの元気な小桜ちゃんに戻っていました!
しかも、前より元気です!病み上がりなので毛艶はちょっと悪いのですが、今回、倒れる前まで、徐々に悪くなっていっていたんだろうなということを、思い知らされました。
新しいペレットを用意して、新たな生活の始まりです。このペレットというのが、また面白いものでした。(続く)
Posted by もこもこ on 2005-02-28 at 05:54 午後 in 小桜インコの話 | Permalink
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