[3]りなざうがやってきた

Emacsはりなざう用にインストールが簡単なパッケージがありましたが、Rieceはそうはいきませんでした。いわゆるLinuxの圧縮ファイル、tar.gzで配布されていました(あとでどんでん返しを食らうのですが、この時はこれしか見つけられなかった)。

これを、ターミナルで解凍し、インストールしなければなりません。解説サイトを探し出しながら手探りでコマンドを打ち、やってみます。とりあえずエラーが出ないんですが、なにしろ初めてのコマンド世界。一体どこのディレクトリにインストールされちゃったのかすら不明です(それはEmacsもそうでしたが)。

とりあえずEmacsを起動し、続いてRieceを起動しようとして、さて困った。Emacsの、Windowsでいうところのショートカットキーで起動するんですが、ショートカットキーが分からないんです。M-xで起動するんですが、M、つまりMeta(メタ)が、Zaurusにない。メタがなければEscですが、これもない。血眼になってWebを探しまくり、やっと、キャンセルがデフォでメタの役割を果たすと知り、一安心です。

さてこれで、起動出来たかというと出来ない訳です(笑)。まだやってない作業が残っていました。と分かるのは、もう少しあがいてからでしたが。

起動できないRiece、ちゃんとインストールされてないのかも知れないと、アンインストール・インストールを繰り返し、ネットで情報を集めていると、なんとZaurus用のRieceのパッケージを発見。これで、確実にインストールできます。

で、自信満々でインストールしたものの、やっぱり動かないのですが、とりあえず、正しくないところにインストールされたのかも知れないという懸念は払うことが出来ました。

・・・ところでこれはWindowsで書いていますが、動作がのろいですねー。りなざうでさえ遅いという方がいるようですが、Windowsに比べるとさっくりさくさくでうらやましいです。